第5話:営業業績向上のポイントは
前回、営業業績向上への変革は、目に見えないソフトの部分の変革が重要な焦点になります、と述べましたが、その働きかけ方は、人の集まりである組織では、これに限るというものは、難しいことですが、
私どもは、そのポイントは、
守りを固めて攻める・内を固めて攻める「適切な戦略形成」×「強い・自律課題解決成長型組織づくり人づくり」と考えています。
戦略形成は、目的・目標達成のために、内外の環境分析による最適資源配分とシナリオづくりといえますが、環境把握は不確実性を伴うものであり、不確実性の中での意思決定になりますので、「適切さ」は、その確率の高さになります。
そして、適切な戦略が描かれたとしても、それが実践し、実現され営業業績を向上するには、いくつかの壁があります。その壁をクリアーしなければ、思うような成果にはつながらないことになります。
その壁をクリアーするのが「強い(戦略を実践・実現するエンジン)・自律課題解決成長型組織づくり人づくり)」です。
今日のような競争の激しい経営環境下での経営戦略の中心テーマは、「戦略を実践・実現する組織づくり人づくり」と言われています。
そして、会社の成長と存続を続けるには、「戦略」と「組織・人」が相互補強の関係を持たなければならないと考えられています。
また、強い・自律課題解決成長型組織・人づくりにより、常に戦略が生み出されるようになっていくことが重要と考えます。
かってご支援した企業さんの経営者が、「やり方は真似られても、組織・人は真似られない」「これさえしっかりやれば会社は大丈夫」と言われましたが、全くその通りと考えます。
中長期的な営業業績の向上は、守りを固めて攻める・内を固めて攻める「適切な戦略形成」や「組織・人づくり」をしっかりされて、自社らしさを発揮され、長期的に防衛可能な地位をつくられることだと考えます。
しかし、私どもが継続的な営業業績向上自動化のための「営業課長・所長の管理のしくみづくりとその運用、機能化」のお手伝いをさせていただきますと、多くの営業組織では、「戦術レベルのいかに売るか」への取り組みが中心で、「適切な戦略の形成や組織・人づくり」への取り組みは、十分なされている営業組織は、案外少ないことを体験します。
守りを固めて攻める・内を固めて攻める「適切な戦略形成」や「組織・人づくり」へのお取り組みの強化は、管理者・担当者の心に働きかけて営業業績向上や目標達成へのあるべき行動を促進する機能があり、現状の営業業績向上のステージアップを可能とします。
私どもがご提案申しあげています、「営業課長・所長の管理のしくみづくりとその運用、機能化」はそのような働きかけ方です。
御社では、継続的な営業業績向上の守りを固めて攻める・内を固めて攻める「適切な戦略づくり」や「強い・自律課題解決成長型組織づくり人づくり」の仕組みづくりへのお取り組みはいかがでしょうか?
つられたしくみの有効機能化は、いかがでしょうか?
また、「戦略」と「組織・人」が、相互補強の関係が持たれていますか?
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